「ジャーナリズム」12月号に、水害被災地報道の「光と影」と題してメディアリポートを書きました。
定期執筆されていただく「ジャーナリズム」誌(朝日新聞社)の12月号メディアリポートで、10月の東北の豪雨水害を巡り、今回の災害でもまた全国的に「有名な被災地」、ボランティアも来援せぬ「無名の被災地」を生むマスコミ報道の「光と影」を考えました。
昨年の岡山の大水害、遡れば東日本大震災でも同様のことがありました。想定外の大災害が頻発する時代、マスコミの報道力にも限界が生じ、最大被災地に取材は連日集中します。
発信は最初の支援です。無名の被災地をなくすためにも、地元発のローカルジャーナリストの仲間を各地に増やしたい、という筆者の希望を込めました。