コロナ禍に屈せぬ南三陸町の震災「語り部」ホテルを、新潮社「フォーサイト」で紹介しました。

この夏に本来、旅を計画していた方は多いことでしょう。政府が観光復活を盛り上げようとした「GoToキャンペーン」もコロナ禍の逆波で宙に浮いた中、有名観光地でない東北の被災地のホテルが健闘しています。
9年前の大津波で町のほぼ全域が被災した南三陸町。そこから地元住民の避難所になり、来訪者やボランティアのために「語り部バス」を走らせ、復興のための交流と震災伝承の場となってきたホテルがあります。地域のライフライフとして苦境の中も休むことなく、震災体験をコロナという災害にも生かしてもらおうと、おかみ自らも宿泊客に語ります。
誘客数を競ったインバウンド時代とは違う旅の価値を伝える東北のホテルの奮闘、おかみの思いを、新潮社「フォーサイト」で(上・下)2回続きにてお伝えします。その前編です。

 『コロナ禍に屈せぬ南三陸町「震災語り部」ホテル(上)休まぬ「地域のライフライン」』にお立ち寄りください。