震災で失われる城下町の遺産を救え! そうま歴史資料保存ネットワークの活動をリポート
災害は街の文化をも危機にさらしています。東日本大震災の後も、度重なる大きな地震に被災してきた相馬市。四百余年の歴史ある城下町では、古い民家や蔵の解体が相次ぎ、多くの文化遺産が廃棄や散逸の状況にあります。「失われゆく文化財を救おう」と市民有志がボランティア団体「そうま歴史資料保存ネットワーク」を結成。専門家と連携し、レスキューの可能性を求めて調査に乗り出しています。
人と人をつなぐラボ|ローカルジャーナリスト寺島英弥