「そうま歴史資料保存ネットワーク」の活動を伝えるシンポジウムが9月3日、相馬で催されます!

 私の郷里、相馬は大震災、原発事故で被災し、豪雨水害や大地震も相次ぎ、歴史ある城下町の古い町並みの解体、更地化が進みます。貴重な文化遺産を守ろうう―と、市民有志らが昨秋、「そうま歴史資料保存ネットワーク」(鈴木龍郎代表)を結成。私も参加しています。
 解体予定の商家や蔵の持主のお話を伺い、調査に入り、古い資料類や文書類、家財などを、仲間と学生さんたちのボランティア作業でレスキューしています。福島、宮城で活動する専門家も参加し、価値を調べ、街の未来へ残し伝えようーと。
 「そうまの歴史を守る・つたえる」2023というシンポが3日(日)、相馬高校講堂で催されます。市民報告会も兼ね、現地探訪会とともに、これまでの発見や成果、この活動の意味、向き合う難題と模索の現実、そして「本当の復興とは何か?」の問いかけを発信します。残暑まだ厳しい中ですが、ぜひご参加ください!