山形・村山市で10年に1度の湯野沢熊野大祭、魅了されました!
かみさんの郷里の山形県村山市で10年ぶりに催された湯野沢熊野大祭。鎌倉時代に熊野神社を勧進した歴史が祭りになったという。獅子頭の舞いを先頭に、勇壮な毛槍の奴振り、神輿渡御、可愛い稚児の屋台、奇抜な面の天神鹿子踊など、地元の人たち230名の見ごたえある行列が、葉山のふもとの集落々々を巡り歩いた。
10年に1度の祭りは、筆者が当地で初任の通信部勤務をした間にも、その後も見る機会がなかった。鹿子舞も岩手の鹿踊りとまた違う個性的な魅力がある。この盛大な行列、踊りと笛太鼓の担い手が人口減の地域で集まらぬのが悩みで、伝承が途絶えた山形の同様の祭りも少なくない。このにぎわいを、ぜひ10年後も…。