「Foresight」は、新潮社の歴史ある国際情報サイトです。東日本大震災が起きた2011年、当時の安河内龍太編集長から執筆の誘いをいただき、同年8月に1本目の『東北で「復興」のスピード感を考える』が載りました。日々の新聞報道、ブログ「余震の中で新聞を作る」と併行し、筆者の郷里である福島第1原発事故の被災地(飯舘村、南相馬市、相馬市など)の「いま」を長文ルポで書いてきました。17年からはブログを引き継ぐ形で毎月、福島を中心に被災地リポートを毎月執筆しており、それを基に『避難指示解除後を生きる 福島第1原発事故7年』(明石書店)が出ました。
また19年8月より、二・二六事件で銃殺された青年将校の遺族に取材したノンフィクション『引き裂かれた時を越えてーー「二・二六事件」に殉じた兄よ』を連載中です。
「Cafe Vita」は、筆者が河北新報社生活文化部長時代の2009年8月から書き始めたブログです。当時、現役の編集系では初めてのブログで、職場の記者たちの仕事や“Life & Culture”にまつわる話題をコラムにして紹介しました。編集委員時代の11年3月11日に東日本大震災が発生。その3日後から「余震の中で新聞を作る」と改題して震災、原発事故の取材記録を計158回にわたって書き続けました(講談社の『現代ビジネス』にも転載)。このブログを基に、『悲から生をつむぐ』(講談社)など5冊の小著が世に出ました。
『東北には、まだ全国に知られていない多くの素晴らしいニュースが埋もれています。TOHOKU360を通じて、その息づかいや感情まで、360度全てを、あらゆる技術と手段でお届けしたいと思います。(TOHOKU360編集部@仙台のメッセージから)』
寺島も参加している東北発のローカルニュースメディアです。