尚絅学院大で念願の実践講座「当事者とつながる学びとスキル」がスタートします。
客員教授を務める当地の尚絅学院大学で、念願の実践講座が実現し、28日(火)からスタートします。「当事者とつながる学びとスキル」(15回)、副題が~3月11日に向けて記事を書こう~。東日本大震災の被災地、地元名取市の閖上(ゆりあげ)を学びのフィールドに、被災した人の10年を聴かせていただき、外へつなぐ記事づくりに取り組み、「伝え手」として発信するまでを学びます。
被災者を支援されてきた人、地域メディアの作り手らのゲストも交え、受講生に共同インタビューを重ねてもらい、成果を1本の記事にまとめ、ウェブメディアで発信するまでを経験し、スキルを身に着けようという実践講座です=佳作は『TOHOKU360』(安藤歩美編集長)掲載になる予定=。
心に痛みを抱く人びととどうつながり、声の発信を手助けし、外へつなげられるか―。私自身のテーマでした。震災から10年が過ぎた今、伝え手となる意味は何か?「寄り添う」とは何か?その模索が将来、人と関わるさまざまな仕事に役立つ体験になれば。ローカルジャーナリストの芽も育てられたら。