「二・二六事件 引き裂かれた刻を越えて越えて」の刊行を、主人公・波多江たまさんの墓前に報告しました。
岩木山の頂から山麓のリンゴまで赤く色づき、北国はすっかり秋の色でした。一昨年、104歳で逝った弘前のおばあちゃん、波多江たまさんのお墓参り。
たまさんと兄の青年将校・対馬勝雄中尉の物語を綴った『二・二六事件 引き裂かれた刻を越えて』(ヘウレーカ)刊行の報告でした。事件の最後の語り部だった彼女と出会ってから22年、ようやく、約束を果たせました。
人と人をつなぐラボ|ローカルジャーナリスト寺島英弥