尚絅学院大の学生たちと能登の被災地へボランティア活動に~【TOHOKU360】の現地ルポ・前編をお読みください!

 能登半島地震が今年の元日に起きてから10カ月が過ぎ、間もなく冬到来。被災地は9月にも豪雨水害に襲われ、いまだ復旧せず、住民の仮設生活は続くー。そんな光景を現地で目の当たりにした。
 今月初め、尚絅学院大(名取市)の教員、学生の支援チーム(8人)に参加し、輪島市の浜の集落で3日間のボランティア活動をした。
 海岸の隆起で底まで干上がった漁港、川の氾濫で崩れた家々…。 「過疎の被災地を国は見離すのか」と怒りが、先の衆院選で15年ぶりの与党候補落選を招いたのも当然と思われた。
 だが、懸命の泥出し作業を続ける全国の大学生との交流は、笑顔と集落再生の希望を住民に取り戻させている。今は報道も少ない現地の姿と声を【TOHOKU360】に前後編で伝えたい。