福島の被災地の記事を、「NEWS KOCHI」に初出稿・掲載。ローカルの連携実現!

 「ローカル同士、つながることが必要」と語り合った友人、依光隆明さん(元高知新聞、朝日新聞)が地元・高知で主宰するメディア『NEWS KOCHI』に、東北から最初の記事が載りました。
 福島第一原発事故の被災地・浪江町の帰還困難区域、津島で3月下旬に当事者の住民、関心を持つ市民らが集った勉強会「津島地区の復興とは何か」を取材した筆者の現地発ルポです。
 勉強会は、愛媛出身で福島の放射線被害を調査し続けている木村真三さん(独協医大准教授)が呼び掛け、隣接する飯舘村長泥を取材してきた依光さんも遠路参加。環境省による除染土再利用の実証事業が実施する、長泥の前区長もマイクを握り、農業再開と自立を求める住民の願いに応えぬ事業の現状を訴えました。
 私が取材を続けている津島の住民たちは、国と東電を相手に「ふるさとを返せ」と全面除染を求めて訴訟中です。今なお存在する帰還困難区域から、当事者が求めるのは「住民主体の復興」。忘れることなく、耳を傾けていただけたら!