共著本の依頼、『帰郷した元地方紙記者たち』を書く
さて久々の投稿ー。取材を含めて6月いっぱい費やした原稿をひとまず書き上げた。マスメディアの危機を背景に、地方ジャーナリズムの最新状況を多角的に報告するという共著書の仕事。ローカルジャーナリストの一人としての役目もあろうと引き受けさせてもらった。
引き受けた一章は、「帰郷した元地方紙記者たち」(仮題)という、これまでにない主題。ようやく伝えるべき機会が訪れたと、長年同志との思いを温めていた元地方紙の仲間たちの活動をあらためて取材。島根の森田一平さん、田中輝美さん、高知の依光隆明さん、函館の中川大介さん、青森の櫛引素夫さん、沖縄の宮沢之祐さん、そして私自身も。
それぞれにどんな経験をし、どんなきっかけで今があるのか、どのように地域とつながり、どんな活動をしているのか~を聴かかせていただき、小論考、現地でのルポ、インタビュー、座談会に書き分けえう形で、何よりも「思い」をつづらせてもらった。
取材し書いて伝えるスキル、それぞれに独自の経験と人のつながりを備え、元地方紙記者の生き方と仕事は、異なるな課題を抱えた地域にあって実に多様だ。そこの飛び込むことで問題解決に役立てる発信者となり、活動の頼りになる仲間となり、各地の同僚たちの地域「資源」として可能性は無限と思える。あらためて共感と敬意を抱いた。
出版の詳細は続報で。請うご期待を!(7月3日)