4月25日、「引き裂かれた時を越えて 二・二六事件に殉じた兄よ」の9回目が、新潮社「フォーサイト」に載りました。

山形県遊佐町に訪ねた石原莞爾の墓から今回の話は続きます。
昭和4年、陸軍士官学校を卒業した主人公の対馬勝雄は、故郷青森・弘前の連隊付少尉を任官。部下の兵士たちの教育に情熱を燃やす一方、軍を圧迫するロンドン軍縮条約を結んだ政党政治に怒りを吐き出します。
東北の農村は世界恐慌の犠牲になり、勝雄は二・二六事件に向かう国家改造運動にのめりこみます。石原が海の向こうで画策する満州事変前夜でした。
新潮社「フォーサイト」の連載「引き裂かれた時を越えて 二・二六事件に殉じた兄よ」の第9回「満州事変前夜」にお立ち寄りください。

Yahoo!ニュースにも転載されました。