「当事者とつながる学びとスキル」の実践講座、尚絅学院大でスタートしました!

 3月11日に向けて記事を書こう〜をサブタイに、尚絅学院大で私が担当する実践講座「当事者とつながる学びとスキル」が12日、2回目までの遠隔の後、ようやく対面授業スタートになりました。
 震災10年の現場経験を若い世代にシェアしてもらい、ずっと思案してきた「寄り添う、とは何か?」を、地元名取市の被災地・閖上の当事者の方々らとの出会いを通して学び、取材、発信のスキルを身につけ、「伝え手、つなぎ手」になろう〜という15回の実践講座です。
 この回は、震災直後から閖上の人々の支援を続けてきた学生、職員のチーム「TASKI」のメンバーに、一番身近な「寄り添い」の記録を語ってもらい、後半に共同インタビュー。
 真剣にメモを取りながら、手をなかなか挙げられない受講生を、「心に響いたこと、なぜ?と思ったことをいま言葉にして発しないと、一生の後悔にもなるよ」と後押し。恐る恐る質問が出始めました。
 次の日曜日は、閖上を訪ねて地元の語り部らと現地を歩いての初取材。コロナが落ち着いて、ほんとうによかった…。