尚絅学院大の学生たちと被災地・名取市閖上を取材で訪ねました
ここは名取市の閖上(ゆりあげ)。10年前の3月11日、津波で750人もの住民が亡くなった場所です。
大規模なかさ上げと区画整理で新しい街が生まれ、時とともに風景は変わるけれど、「数や数字じゃないの。刻まれた名前を読んでください。一人一人に物語があるのです。それを知ってほしい」と若者たちに、語り部の丹野祐子さん。
地元の尚絅学院大学で担当する実践講座「当事者とつながる学びとスキル」の現地取材。来月の授業で、丹野さんらを招いて3週連続の共同インタビュー体験をします。それぞれに出合う物語を、来年3月にむけて書くのが受講生たちの目標です。