震災と原発事故から孤軍奮闘11年、引退を決めた南相馬市のある農家の思いと次の夢を追いました。
八津尾初夫さん、72歳。東日本大震災の被災地となった南相馬市の篤農家です。新しい企業経営を目指すパートナーだった妻と、自宅、農地を津波で失った後、地元の復興を願って孤軍奮闘した11年。
しかし、もう未来を語る仲間はおらず、再起の道半ばで引退を決めました。孤独の影は、移転した集落の人々も同じ。そこで八津尾さんは新しい集いの場づくりの夢を準備しています。震災と原発事故の年に咲かせたヒマワリ畑の輝きをもう一度、と。
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