尚絅学院大での「伝承者」育成の実践講座、TOHOKU360で紹介しました!
尚絅学院大学で昨年から開講し、このほど2期を重ねた「当事者とつながる学びとスキル~3月11日に向けて、記事を書こう」。東日本大震災の被災地、名取市閖上の住民と学生をつなぎ、現地取材と教室でのインタビュー体験を重ね、記事づくりへ私なりのプロのスキルを伝授し、社会へ発信する―という15回の実践講座です。
期待は次の世代の「伝承者」誕生。大震災から間もなく丸12年。記憶の風化や伝承の危機が報じられていますが、被災地の地元の大学が伝承・継承の場づくりに役立ちたい、という狙いです。
受講生は震災時、小学校3、4年生。「震災を知らない世代」とに称されます。実践講座はまず彼らの震災体験を相互インタビュー。インタビューの呼び起こしの力は大きく、激しい揺れの恐怖、停電の暗闇の不安、一本の蝋燭の火と家族の温もり、避難生活の痛みなど生々しい記憶が次々と。「あなたたちも震災の当事者。ここを原点、出発点に、閖上の人々の声を聴こう」と実践講座は始まりました。
東北発のニュースを届ける【TOKOKU360】で紹介させてもらいます。どうぞ、お立ち寄りください。