ことしの3月11日のあの時を、名取市の閖上で過ごしました。

  3月11日、名取市閖上にて。
 仮設住宅の時から、住民と交流を重ねる神戸の支援者より「1.17 希望の灯り」の分灯と竹筒が届けられ、二つの震災の被災者がロウソクに一緒に火をつけた。12年にわたる縁と絆が、追悼のつどいを温もりある祈りの場にしていた。
 そして、「あの日がこうであったなら」と思われるほど、穏やかな春の海があった。