被災地からの視点を書かせてもらった「Journalism」誌が休刊に。3月が最終号です。

 「Journalism」誌(朝日新聞社ジャーナリスト学校)の今月号に休刊のお知らせが入っていた。2008年10月から通巻394号。筆者は深い縁をいただいた。
 2010年4月号の「私のシビックジャーナリズム論」が初掲載。東日本大震災の後は随時の現場報告のほか、連載「メディアリポート」に年3,4本の記事を書かせてもらった。2021年12月号の「『寄り添う』の意味を伝えた、河北新報の震災10年報道」まで約40本。日々現場で視たもの、考えたことがバックナンバーに刻まれた。<10本余は拙著『被災地のジャーナリズム』(明石書店)所収>
 「被災地の視点を伝えて続けてほしい」と、声を掛けてくださった岡田力さん(元編集長、教育総合本部・教育コーディネーター)をはじめ、歴代編集部のみなさんに感謝の思いあるばかり。
 最終号のテーマは、ウクライナから日本の昭和前期まで、戦争とジャーナリズムの責任。表紙の、むのたけじさんの「日々これ絶筆」に胸を衝かれた。

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