帰還困難区域・浪江町津島への帰還者を追ったルポの前編、TOHOKU360に載りました!

 福島第一原発事故の被災地で帰還困難区域の一つ、浪江町津島地区。その住民約660人が、あれから13年目の今も「ふるさとを返せ」と国、東京電力の責任を問い、原状回復を求める裁判を続けています。
 仙台高裁で先月聴いた、ある住民の口頭弁論。「私は何があっても津島に帰る」と、避難生活が始まって間もなく決意したそうです。
 そこで語られたのは、朽ちようとする築二百余年のわが家、失われようとする伝統芸能への愛、そして、たった一人からでも「新しい開拓者になる」という思い。3月末に避難指示解除になった現地取材と併せ、前・後編のルポでご紹介します(後編は14日の予定)。
 震災・原発事故はいまも終わらない―そんな声と現場をこの1年、「2023被災地発」として伝えてゆきたいと思います。
 東北発のニュースを発信する「TOHOKU360 」でお読みください。