被災地の新たなレクイエム、相馬の老舗料理店主の遺作と思い、どう生かせるか? TOHOKU360でお読みください!

 会いたかった人の突然の死ほど、それを知らずにいた時ほど、喪失のショックに心さいなまれるものはありません。 郷里の相馬高で1年後輩だった老舗料理店の主。美大に憧れながら店を継ぎ、城下町の歴史を店の品々に描いたり、野馬追の旗指物の文様をデザインに生かしたり、消えゆく町並みを克明な絵巻にしたり…。
 震災後の家屋解体が相次ぐ街で、その遺作はますます貴重なものになり、復興の名の下に壊される「懐かしいものたちの命」を残してほしいーという遺言にもなりました。が、彼亡き後の店にも解体の時は迫り、遺作の数々、込められた思いの行方は…
 被災地の新たなレクイエム、「TOHOKU360」でお読みください。