日大の米倉ゼミ一行が被災地視察の旅、筆者とローカルジャーナリズムを議論!
日本大学新聞学科の教授・米倉律さんのゼミ生一行が8月29日、仙台を訪れ、石巻や名取市閖上など被災地と地元メディアの視察で得たものを筆者と議論しました。
石巻の震災遺構として整備された門脇小などを除き、「復興」の旗のもとに震災当時の姿が消えた被災地。閖上も、かさ上げ地に新しい町みが造られ、周囲は何もない平地が広がります。
そこで話したのがローカルメディア、ローカルジャーナリズムの役目です。年一度の「記念日報道」で伝えられぬ、時とともに変容する問題や課題、目に見えぬ人の心の傷と思い―。通い続け、問い続け、聴き続けることで初めて分かること、伝えられることがある。若い世代の学びの旅の発見に加えてもらえたら…と、NHK放送文化研究所時代からご縁深い米倉さんに感謝でした。
この日の会場「ファイブ・ブリッジ」は、奇遇にも日大新聞学科OBで私の元同僚、河北新報の畠山茂陽さんが理事長の「人とメディアをむすぶ」交流施設。後輩たちの来訪を大いに喜びました。
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