『そうま歴史資料ネットワーク』の活動報告のシンポジウムが9月3日、相馬高校で開催。「復興の本当の意味」を議論しました!

 震災後、水害と相次ぐ地震、家屋解体で城下町の面影が失われる相馬市の歴史文化遺産を守ろうーと、昨年9月に市民有志らが結成した『そうま歴史資料保存ネットワーク』(鈴木龍郎代表)。その活動と成果の報告会を兼ねたシンポジウムが3日、母校の相馬高校で催されました。
 厳しい残暑の中、解体前の蔵などからの救出資料の展示と、メーンのシンポ『そうまの歴史を守る・つたえる 2023』に、計100人を超える市民や遠来の研究者らが集いました。
 全国に30団体が生まれた「歴史資料保存ネットワーク」の運動。そこで市民が旗揚げした市民主体の活動は相馬だけ。それは被災地から「復興の本当の意味を問う」当事者の運動だから―。シンポのそんな議論を近々、詳報したいと思います!