週刊金曜日(9月15日号)に、筆者寄稿の「そうま歴史資料保存ネットワーク」シンポジウムの報告記事、載りました。被災地からの新たな問題提起、お読みください!
9月15日発売の「週刊金曜日」巻頭特集に、去る3日、相馬市民有志らが結成した「そうま歴史資料保存ネットワーク」(鈴木龍郎代表)の活動1年半を報告するシンポジウム(@相馬高校)の報告記事(メンバーの寺島筆)が載りました。
私のFBにてご報告のように、大震災後も相次ぐ地震災害で古い家々や蔵の解体が進む城下町の「歴史の遺産を救出しよう」ーという活動報告のシンポは、多くの市民、研究者の参加と期待を超える反響を得ました。震災後の神戸に始まった「資料ネット」運動(現在、全国30団体)から連帯の呼び掛けもありました。
「『懐かしい未来に生きたい』と市民は希望する」という私の発言も記しました。国の制度のままに被災地の古里を壊し去り、新しい造成地に記憶のよすがもない街をつくり、戻った人々の埋めようのない喪失感は、現在進行形の相馬も同じ。「復興の本当の意味を問う」活動でもある、と。お読みいただけたら幸いです!