震災を乗り超えた三陸の人々の生業を、海の温暖化が脅かしています。特産のワカメの収量が3分の1に減った現地のルポです!

 昨年来、異常気象と海の温暖化は三陸で、養殖を生業とする人々に危機をもたらしています。
 肉厚で美味な石巻の「十三浜ワカメ」の産地、北上町十三浜では、温暖化で生育が遅れたワカメをかつてない大しけが繰り返し襲い、収量は平年の3分の1に激減。早々と刈り取り、ボイルの作業は終わってしまいました。出荷場も閑散とした状況が続き、市場では極端な品薄から異常な高値にー。
 環境激変は今年も続くのか? 海の生業の未来は? いまだ復興が遅れた被災地の人々にそんな不安、危機感が影を落としています。『TOHOKU360』でお読みください!