浜松からの帰り道、東京にて、15年変わらぬ絆の仲間と再会する。メディアの仕事に関わる大人たち、大学生たちがチームを組み、取材し発信することの新しい流儀を生み出そうと2年間、互いに議論し学び合った「スイッチオン・プロジェクト」。それが出会いだった。

　集ったのは同じ「A班」の元デスク役の磯野さん、難波さん、私、そして、がんばった側の石塚くん、地曳さん、河西くん。この日来られなかった元同期生たちとも、コロナ前も毎年のように声を掛け合い「近況報告会」を催した。真剣勝負の日々でも気の合う、笑いの絶えぬ班で、「卒業後」も互いに社会人として近況を持ち寄り、語り合ってきた。

　この宵はデスク役仲間だった美浦さんが加わり、積もる話に時も忘れて…