相次ぐ大地震・解体が進む城下町の文化をどう守れるか?~「そうま資料ネット」活動1年のシンポが催されました!
東日本大震災の後、豪雨水害、2度の震度6強の地震に襲われ、古い被災家屋の解体が進む相馬市。失われる城下町の文化遺産を救出しようーと、市民有志らが「そうま歴史資料保存ネットワーク」を結成し、それから1年余の活動と成果、現状と課題を報告するシンポジウムをこのほど催しました。
刻々と解体が迫る中での救出、調査、保存―。その渦中の報告から、解体は公費、木造などの補修は自費という国、行政の「一月一年を急ぎ」「跡形なく撤去」「新たに建設」優先の復興策に欠落したものが浮き彫りに。それが人の心をも壊している…。
「復興の意味とは何か?」を問い、かけがえない「古里」の宝を守り、「懐かしい未来」を求めようーとの呼び掛けを、集った市民、研究者が分かち合い、考えました。東北発のニュースサイト【TOHOKU360】のリポート、お読みください!