小田和正さんのライブ、さいたまアリーナへの弾丸ツアーで!

 ひと月余り掛かった共著本の初稿を終え、間に合った小田さんのライブ。5月の宮城公演に続いて、人生初遠征で7月9日、さいたまスーパーアリーナへ。チケットを確保してくださった❝小田友❝に大感謝だった。聴衆3万人と超ビッグな会場の花道を、小田さんは休む間もなく巡り歩き、歌い続けた。
 「バンマスは、いつまでやってるのかと思ってるんだろうな。もうすぐ78だよ」。ちょっとぶっきらぼうな語りに耳を澄ませた。今回もピアノで『言葉にできない』の最高音まで歌い上げた小田さんに、ファンはみな、いつまで歌ってくれるのか心配しつつ期待する。そんな会場の熱を、小田さんもエネルギーにしているのだろう。
 <強く生きて やさしく生きて 自信をなくして くじけそうになっても>、<不思議だね こうして二人で会えたこと そのために二人ここへ うまれてきたのかな>。大好きな励ましの歌を一緒に口ずさんだ。オフコースの二人組時代(3枚目のアルバム『ワインの匂い』)からファン歴も50年。彼の歌を心に流しながら、いつの間にか、10歳ほど年下の自分だっていい年に…。
 帰り道は、大宮零時発・仙台朝5時着の高速バス。わが娘の推し活と変わらぬ弾丸ツアーとは、まだまだ元気の証拠?(7月16日)