「自分のホームページを作るといいよ」と、島根県から発信するローカルジャーナリスト、友人の田中輝美さんから薦められたのは去年の秋でした。

仙台の新聞社、河北新報での記者生活４０年をこの３月で卒業し、ようやく、ローカルジャーナリストの１人に東北から仲間入りさせてもらいます。

これからの人生の仕事を念じ、これまでの仕事から続くものとして、「人と人をつなぐラボ　福島、東北の被災地のいまを伝えたい」と題してオープンにこぎつけました。制作してくださったのは、仙台の合唱団でご縁のできたウェブデザイナーの八鍬靖子さんです。

「新聞記者４０年で得たスキルをこれから、それを必要とする誰かのために役立てられる、東北のローカルジャーナリストとして発信していけたら」

「それぞれの場所に、それぞれのジャーナリズムとの出合いがあり、その人だけの使命も生まれます。ローカルジャーナリストの存在理由もそこにあります」。

冒頭のあいさつにこんな思いを書きました。これを両輪に「人と人をつなぐ」場にしていけたらと思います。どうぞこれからも、よろしくお願いします。