9月6日、『引き裂かれた時を越えてー「二・二六事件」に殉じた兄よ』2回目が新潮社フォーサイトに載りました。
『引き裂かれた時を越えてー「二・二六事件」に殉じた兄よ』の第2回が新潮社「フォーサイト」に載りました。タイトルは「デスマスクが語るもの」、その前編です。
20年前に私が取材の縁をもらった弘前の波多江たまさん(6月に104歳で他界)。その兄は、83年前の二・二六事件に参加し、銃殺刑となった中尉でした。
戦前、戦後、忌むべき叛乱事件と見られた出来事とは何だったのか。その意味を問い、青森の貧しい家で共に育った妹として真実を伝えたい、と語り続けてきた人です。この連載は、当事者である遺族の言葉から、ある青年将校と家族の軌跡をたどる物語です。
たまさんを「事件後を生き抜いた戦友」と語る、天草出身の93歳の遺族に出会い、その兄と事件をめぐる苦悩の半生を伺いました。今回と前後編になります。新潮社「フォーサイト」にお立ち寄りください。
「デイリー新潮」と「Yahoo!ニュース」にも転載されました。ご覧ください。