2月26日、あれから86年の二・二六事件を東北から掘る、自著トークの連載3回目が「TOHOKU360」に載りました。

きょうは2月26日。86年前のきょう早朝、大雪の帝都東京で1400名余りの武装した将校、兵士が首相官邸などを襲撃しました。二・二六事件です。
 蹶起部隊の中に津軽出身の中尉、対馬勝雄がいました。彼の銃殺刑の後、国賊とされ歴史の闇に葬られた「兄の記憶をすべて忘れまい、真実を伝えたい」と誓い、弘前で語り部として戦後を生き抜いた妹、たまさん。
 事件の当事者との出会い、その記憶に導かれた取材から、拙著「二・二六事件 引き裂かれた刻を越えて」(ヘウレーカ)が生まれました。その過程をご紹介する本連載は、きょうが3回目、『「記憶のノート」に導かれた旅がノンフィクションに」前編になります。
 寄稿いただいた併載の書評は今回、青森大学教授、元東奥日報編集委員の櫛引素夫さんです。
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