13年目の3月11日の報告は、避難指示解除が間近な飯舘村長泥から。新潮社「Foresight」に載りました!

  あれから13年目の3月11日、私の報告は福島県飯舘村の長泥からです。
 郷里・相馬に隣接する飯舘村。そこで福島第一原発に最も近い長泥地区は、東日本大震災の発生後、住民は国から何の情報も知らされないまま、高線量の原発事故災害に追われ、村唯一の帰還困難区域とされて、以来、古里を閉ざされました。
 その長泥も今年の大型連休の時期、避難指示が解除されます。近隣の町村でも国は、除染と一定規模の「まち」機能を備える「復興拠点」を設けて避難指示解除を進めていますが、長泥の場合はどうでしょう。そこには異形の風景があります。
 積年の取材の縁を重ねた住民の方と訪ねた現地で、変容する古里と、バリケードの消えるこれからへの思いを聴きました。
    *Yahoo!ニュースgooニュースにも転載されました。