いよいよ9月末から、尚絅学院大と東北文化学園大で3つの授業が始まります。
待っていた9月の雨の中、後期の授業の打合せに行った尚絅学院大。客員教授となって6年目の今期も、教室と実践をつなぐ授業づくりを、担当の先生方や教務さんとじっくり相談してきた。
「当事者とつながる学びとスキル~被災地の小さな物語を書こう」は、地元・名取市閖上の人々の被災体験を「手に残った町の形見」を通して若者たちが取材し、「物語」を書くことで伝承にもつなげようとの15回の授業。
もう一つ、「あなただけのニュースを書こう! ローカルジャーナリスト教室」という念願だった授業(10回)も実現する。ニュース発見を楽しみ、小さな種まきにと、わくわくする。
東北文化学園大学でも2年めの「マスコミュニケーション論」(15回)が今月末から。学生さんが手にする1本のスマホに始まる授業。処理水問題などの取材に追われた前半戦の経験、考えたこともすべてつなげたい。