津波から復活した石巻の特産「十三浜ワカメ」に、海の温暖化の新たな危機が! 住民の生業を「買って食べて守る」消費者たちの絆の力、能登へのメッセージも込めてお伝えします!
きょうは3月11日。震災後ご縁を重ねる石巻市十三浜の佐藤清吾さんと地元「十三浜ワカメ」の記事を、新潮社「Foresight」に書きました。
津波で、妻、甥、兄弟らりを亡くしながら、壊滅した浜の再生に尽くしてきた83歳の清吾さん。その地元の生業が「十三浜ワカメ」の養殖。三陸の荒波が育てる肉厚、美味な特産物です。
ところが温暖化で海水温が上がり、大しけも重なり、いま収穫期のワカメは大打撃。被災地を襲う新たな「災害」です。しかし十三浜には、苦境の住民を支える、市民たちの「買って食べて支え、共に歩む」10年来の活動が根付きます。その絆の力を、能登への支援のメッセージも重ね、現地からお伝えします(新潮社『Foresight』)。