明治、昭和の大津波の甚大な犠牲から高台移転した大船渡の白浜集落。その決断が13年前の大津波からも住民を救いました。98歳の語り部が伝える先人の「命の伝言」、お読みください!

 3月11日、もう一つの記事は大船渡市綾里の白浜から。明治三陸津波、昭和三陸津波の甚大な犠牲を重ねた集落が決断したのが、「復興地」の名で残る全戸の高台移転。それが13年前、東日本大震災の津波から白浜のすべての住民と家を守りました。
 98歳の熊谷正吾さんは昭和8年津波の体験者。明治津波の生存者の祖父、「復興地」造りを担った父の「地震が来たら逃げろ!」との言葉を、地元で伝えてきました。コロナ禍でその伝承が途絶えるのを危惧します。貴重な記録です、【TOHOKU360】でお読みください!

明治、昭和三陸津波の壊滅から集落移転、13年前は犠牲を出さず。大船渡市の98歳の語り部、先人の「命の伝言」を次代へ